Warner
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踊るならこのアルバム!
円熟期を迎えた職人の最高傑作
冒頭のタイトル曲Get Rhythmは自分にとってのRy Cooderのベストトラックの一つ.
アコースティックもいいし,映画音楽で聞くことの出来るアンビエントな雰囲気もいいんだけど,やっぱり「ロッキンスライド」がねぇ,いいわけですよぉ.
(以前アップしてDBトラブルで消失した原稿に一部加筆して再アップです)
このころ,Ryのバンドでコーラスを担当していたBobby King & Terry Lewisのアルバムにプロデュース&バンドメンバーとして全面参加した”Live and Let Live!
“,伝説のブルーズマン・Robert Johnsonを題材とした(らしい)ロードムービー(でいいのかな?内容はちょっと?ですが)のサントラ盤”Cross Road”(なんと現在廃盤の様です), 先のエントリにもアップしたJohn Hiattの”Bring the Family
“(1987)の流れの時代.この時期のRy Cooderはのりにのったロック兄ちゃんの雰囲気をぷんぷんにおわせていました.
本アルバムで言えば,All Shook Up,Let’s Have a Ballでのスライドにロック魂が感じられます.
Ry CooderのロッキンスライドとJim Keltnerのドラムのコンビネーション,たまりません.
最近でいえば,John Hiatt & The Gonersでも活躍中のSonny LandrethがこのころのRy Cooderに通じるものがあるでしょうか.
John Hiattと Ry Cooderは前述のアルバムや,Little Villageさらには Nick Rowのアルバムなど親交も深い様ですので,是非一度,Sonny LandrethとRy CooderのThe Gonersでの競演なぞ...見てみたい,聞いてみたいものです.